ドラマの現場で意識していることは?

豪華キャストが何人も集まっているドラマの現場はすごいと思う反面、それだけ気を遣わなくてはいけない。「こういうシーンでこういう役だったら、こういう現場の雰囲気を作ろう」といったような気遣いが必要なんです。助監督は役者の一番近くにおり、ここで顔を売っておくというのも非常に大切な事です。話し易い雰囲気を作り、「こいつに聞いておけば大丈夫だな」と思われるようにします。例えば、僕は自分が担当する収録でなくても、他の班のスケジュールも把握しておくようにしていますね。  

これまでのキャリアについて

元々ドラマがやりたかったんです。未経験からでは、ドラマの配属は難しいと聞いていたので、音楽番組やバラエティ番組から経験を積みました。どんな番組に関わっていても、テレビ制作の基本を身につけ、将来ドラマをやる上でのノウハウを学ぶ期間と捉えていましたね。
振り返ってみると、腐らず良く頑張ったな、と思います。ドラマをやりたいという気持ちが全くぶれなかったな。とにかくテレビの作り方を覚えようという思いが仕事の面白味に繋がったのだと思います。

 

ドラマ以外の番組を経験して良かった事

自分がいざドラマをやってみて、本当に未経験で入れるような現場ではないと知りました。ドラマ志望でもバラエティも報道も見て、いつかドラマができる様に引き出しを作っておくべき。最初は全くドラマと関係ない音楽番組への配属で、当初はテンションが下がっていたけど、今思うと楽しかったし良い経験だったな。
その後の異動もドラマの厳しい現場を想定して敢えて大変な現場を志望して、バラエティ番組に行く事になったんです。バラエティのADは何でもやります。一方、ドラマは制作部と演出部で完全に分業しているんです。でも、実は分業の枠と関係なく、何でもやった方が良い現場が作れたりします。こういう所に、バラエティの経験が今に活きていると思いますね。
 

夢は?

 いつか監督としてドラマが撮りたいと思っていますよ。ドラマは人の縁やタイミングが左右する世界だからこそ、チャンスがいつ来ても良い様に準備しておく事が大切ですね。今は、演者さんに顔を売っている段階です。演者さんやスタッフから指名されるというチャンスもありますからね。「はじめまして」では撮れないのがドラマの世界なんですよ。  

テレビ業界を目指す学生へメッセージ

 「これがやりたいけど、こっちもチャレンジしてみよう」という方が幅が広くなると思います。「これしかやりたくない」は偏っていると思うんです。ドラマをやりたい人は沢山いるけど、「何でも屋精神」で色んな事を経験して下さい。  
≪経歴≫
 2003年4月 入社。音楽番組に配属。
 2005年2月 バラエティ番組に異動。
 2007年12月 念願のドラマへ異動。複数番組を経験し、今に至る。
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